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愛しては、ならない
第58章 再会



そう言えば、悟志に朝「今日は天気が荒れるらしいから気を付けて行くんだよ」と言われていたのだが、出掛ける支度に手間取り――

そう、とっておきの可愛いエプロンをどうしても持っていきたくて、タンスの中の捜索に時間を費やしてしまい、慌てていて傘を持つのを忘れてしまった。

ザーザーと降っていれば流石に持っていくが、家を出るときには曇っていたが全く降っていなかったのだ。

窓の側に行き外の様子を見ると、小さかった雨が次第に大きな粒になり地面を叩きつけて、あっという間にスコール状になっている。




『ピッピッ』と言う電子音が聞こえてテレビに目をやると、大雨洪水注意報のテロップが画面に出ていた。




「あちゃ――考えが甘かったわ……傘、借りて行こうかな……余分に置いてあったわよね」



ペースト状のかぼちゃと水、牛乳を鍋に入れ、火にかけたその時、空が一段と厚い雲に覆われて家の中まで薄暗くなったかと思うと、閃光で辺りが明るくなった。



程無くしてドーン、と地響きがして、思わず声を上げてしまった。





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