この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第63章 once again



エレベーターが一階に到着し、出るとそこは見覚えのあるロビーだった。

白で統一された壁、敷き詰められた青い絨毯、ラウンジの前にある噴水と天使の親子の像――



「こ……ここって」



私は思わず呟くが、悟志は足取りも軽く私を抱いたままターンしながら外へと出る。

フロントの従業員はにこやかに私達を見送りお辞儀をし、時折すれ違う宿泊客にはクスクス笑われ、恥ずかしくて顔を上げられない。

悟志の革靴がコツコツと音を立てて何処かに向かっているが、私は一体何が起こっているのか分からず、また悟志に意図を聞くことも出来ずに彼の靴先を眺めるしかなかった。


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ