この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第9章 遊園地での賭け④



巨木は、ゲラゲラ笑う。


『いかにも……
だが、現実はどうだ……
お前のしようとしている事は……

皆が本当に幸せになる選択なのか?

ん?』



(……な、何が言いたいの)



『自分が一番良く分かっているだろう……え?
……お前が、剛をどんな目で見ているのか……』


心臓が大きく跳ねた。


そうだ、私はもう、彼を子供として見ていない。
息子と思う事など出来ないのだ。



『……道を踏み外したら……
まっ逆さまだよ?
その覚悟はあるのかい――?』



剛の、悲しげな、でも綺麗に澄み切った瞳が脳裏を過ると、私は拳を胸の前で握り締め、渾身の力を込めて叫んでいた。




(どうなっても……
構わない……
だって……
私は、彼が欲しいの――――!)



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ