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愛しては、ならない
第9章 遊園地での賭け④



悟志は男らしい顔を歪ませ、呻く様に呟いた。

「……頼むから……
無茶をしないでくれ……
僕の側に居てくれるなら……
君が例え……何をしていても構わない……
だから……」



その言葉に、背筋に寒気が走り、私は真歩からのメールの文を頭の中で反芻しながら、精一杯とぼけてみせた。



「やだ……悟志さんったら……
何の話?ふふ……
私は……ずっと悟志さんの側にいるよ?」




『菊野、身体は大丈夫?
実はね……
悟志さんには内緒にしといてって言われてたんだけど、私、悟志さんと一緒に遊園地に来てたのよ。
なんか、あんたの事が心配だからって、一緒に様子を見に来てくれって頼まれてたの……

そんなに心配なら、普通に最初から家族で行けばいいのにねえ?


ごめんね?
つい、賄賂に釣られちゃったの!

……なんか、菊野が、あまりにも剛さん剛さん言うから、変な疑いというか……まあ、ヤキモチ妬いてるみたいよ?

まだ小学生の男の子にヤキモチ妬くとか、笑っちゃったわ。

菊野、つくづく愛されてるわね~(笑)


そうそう、賄賂に
"ムーンバックスコーヒー"
のスペシャル優待券貰ったのよ!
今度一緒に行こうね☆

じゃあ、お大事に~


真歩』





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