この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第10章 カーネーション




剛がこの家に来る前も施設から外出を一緒にしたり、週末に一泊して慣らしたりした成果か、二人はかなり打ち解けた様に見えていた。


年齢が離れているのがかえって良いのかも知れない。


祐樹も小学生になると、同い年の友達と遊ぶ事が増え、その影響かしばしば覚えたての生意気な言葉をわざと使う事もあった。


そして、好きな女の子も出来たらしく、剛に相談しているのを見かけた事もある。


私が心配して祐樹に聞き出そうとすると、祐樹は悪戯な笑みを浮かべて

「ママにはヒミツ!」


と、絶対に教えてくれない。


ついこの間までは私に何でも話してくれたのに、寂しい気持ちになるが、剛がそんな私の心情を知ってか知らずか、こっそりと教えてくれる事もあった。



「……同じクラスの真理亜ちゃんに、付き合って、と言われたらしいです」



と、耳打ちされた時にはあまりの衝撃に叫んでしまった。


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ