この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第10章 カーネーション


「ママ、おめでとう」



囁き声と小さな吐息が、頬にかかり、チュッと冷たい感触を感じる。


どうやら、祐樹がキスしてきたようだ。



(小学生になってお兄さんになったと思ったのに……祐樹ったら……)



私は内心嬉しくてたまらないが、顔に出してはいけない。
引き続き寝ている振りをしていたら、剛の呆れ声がする。



「……おい、そんな事をして起こしてどうするんだよ」



「え――いいじゃない!
お祝いのチューだもん!
そうだ、剛もママにチューしてよ!」



「えっ?」




(――えええええええ――っ!!)



剛が戸惑った声を出したが、私はもっと大変な事になっていた。



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ