この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第11章 蒼い覚醒



私は、チョコレートの小さなプレートにデコペンでお祝いメッセージを描こうと考えていたが、いざやろうとすると、これが中々難しい。


"合格おめでとう"

と描きたいが、字が多すぎて無理だと断念し、シンプルに
"おめでとう"

と描く事にしたが、それでもやはり難しかった。


「う――ん……
でもやっぱり、ケーキの真ん中にメッセのプレート置きたいなあ……
五文字描くって結構大変……」



何か他に良い言葉はないかと考えてみるが、一向に良いアイデアが浮かばず、私はリビングのピアノにぼんやりと目を向ける。



剛が優美に弾く姿が浮かび、ひとりでに頬が緩んでしまう。



「メッセージかあ……」



――好き……
て、言えたらいいのに……



ふとそんな思いが沸き上がり、直ぐ様否定する。



「もうっ……!
何をバカなこと考えてるの!」



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ