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愛しては、ならない
第12章 その花は、手折(たお)られて



悟志はいつの間にかズボンもトランクスも脱ぎ去り、猛りをショーツ越しに押し付けて来た。

電流に触れた様に、脳天から爪先まで快感でしびれる。



「んんっ……」


悟志にブラを取られ、裸の乳房をゆっくりと揉まれ呼吸が乱れる。



悟志が、情欲をたぎらせた瞳で見詰め熱に浮かされた様に呟いた。



「菊野は可愛い……
可愛くて……厭らしいよ……」



ショーツに猛りを押し当てたまま腰を更に押し付けられ、蕾の中が溢れる程に潤うのを感じ、はしたない声が出てしまう。



「やあ……んっ!」



私の反応に悟志はゴクリと喉を鳴らし、乳房を指で弄ぶ様に愛撫しながら、腰を引いたり押し付けたり、巧みな動きで私を狂わせていく。



「菊野っ……
今夜は……思い切り君を抱くよ……」



「あ……あん……っ!
き、来て……っ」



私は、悟志に夢中な振りをして、瞼を閉じてしがみつく。



今、この手で捕まえているのは、優しい夫の背中。

けれど、胸の奥では、十四も下の剛の姿を思い描き、身体を熱くしている――私は、最低な女だ。


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