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愛しては、ならない
第13章 甘い、地獄の日々
「悟志さん……?」
難しい顔で黙ってしまった彼を私が覗き込むと、途端に彼は笑顔に戻り、指で顎を掴むと唇にキスしてきた。
「ん……っ」
最初は優しい動きの舌が、次第に荒々しく咥内を蹂躙して行く。
昨夜の交わりの記憶がまた身体に呼び覚まされ、熱い吐息を漏らしてしまう。
悟志は、なすがままに口付けを受け入れ身体の力を抜いてしまっている私を壁に押し付け、更に烈しく唇を凌辱する。
「ん……んん……ダメっ」
唇から首筋にキスは移動して、私は身体を捩るが屈強な彼の腕が逃げるのを許してくれない。