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愛しては、ならない
第13章 甘い、地獄の日々
「やだっ……お願い……止めて……っ」
何故、悟志がここまで強引に今、抱こうとするのか理解出来なかった。
こんなに強引で横暴な彼は初めてでショックだった。
今の彼には父の面影は一片も見えない。
悟志は、息荒く私の首筋に歯を立てながらエプロンの紐を解こうとしていた。
「や……っ」
「……中へ入るのが嫌なら……ここで抱くっ……」
「いやあ――っ……」
私は、泣き叫び心の中で剛を呼んでいた。
(嫌……
こんなの、嫌……!
助け……て……
剛さん……剛さん……)
エプロンが外されて床に放られ、悟志はスカートの中へと手を這わす。
ビクリと震えてしまうが、私は首を振り叫んだ。
「イヤッ……
止めて、止めて――!」