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愛しては、ならない
第3章 ガール・ミーツ・ボーイ



「ありがと……ね祐樹……」


「ママ、お熱さがるといいね?」



「うん……っ……あっ……痛っ」



急に、下腹部に鈍い痛みが走る。



「ママ?」

「菊野、どうしたの」



一旦引いたかの様な痛みは、波のようにまた襲ってきた。



私は丸まり呻いた。



「い……痛い……
お腹が……痛い」




「ママ、ママ!」

「菊野!」



祐樹と母の声が遠くなって行った。




目覚めた時、そこは病院 だった。


手が暖かい……


悟志が私を見つめながら手を握っていたのだ。



現実なのか夢なのか、わからずに私は呟いた。



「赤ちゃん……は」



悟志はクシャリと顔を歪めると、俯いた。



「菊野……っ」



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