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愛しては、ならない
第20章 恋の業火②
「……ダメじゃないですか……俺に火を点けたら……」
剛は、指の動きに変化を付け突起への刺激を続けた。
「あっ……イヤッ……」
それはもはや、言葉だけの抵抗だった。
彼の低い笑いが耳を擽る。
「そのイヤ、は違いますね……」
「や……やだ……
本当に止めっ……あっ」
「……将来の話ですが……俺は……」
彼は、息を荒く吐きながら、両の掌で乳房を揉みしだいていた。
「ん……あっ!」
乱れる私の耳朶を軽く噛み、囁く。
「俺は……先の事なんてどうでも良いです……」
「なっ……だ、ダメよそんな」
彼が右手を太股へ滑らせ、身体を震わせる私を軽く睨んだ。
「お説教ですか?
今、こんな事をされて声を上げてる癖に……?」