この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第4章 ボーイ・ミーツ・ガール




「来てから5年近く経ちますけど、かなり落ち着きを取り戻しましたよ……ピアノを少し教えたんですが、自分で練習して沢山の曲を弾けるようになって……素晴らしい事です。
ほんの少し基礎を教えただけなんですけどね」



ショパンの"華麗なる大演舞曲"を一心に弾く剛の姿を見て、園長は微笑む。



剛を見れば見るほど、祐樹と似ていた。
特にピアノを弾く姿は祐樹と重なって見える。

祐樹がもう少し大きくなったら、剛の様にスラッとした姿になるのだろうか。


優美ささえ感じるその姿に私はいつしか見とれて、園長の話が耳に入って居なかった様だ。



「……さん、西本さん?」


「あ、は、はい!何でしたっけ?」



慌てる私に園長は笑った。

/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ