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愛しては、ならない
第26章 離したくない ②
イヤ、と言いながら、私の中は滴りが太股に伝ってしまいそうな程に潤って居るのだ。
剛にそれを知られたら、どうしよう……
恥ずかしくて、もう彼の顔を二度と見れない気がする。
そんな事を言ったところで、同じ家で顔を合わすのに……
頬は益々熱を持ち、涙は次から次へと溢れ、喉の奥から嗚咽が込み上げて、まともに喋る事も困難だった。
「……よし……さ……っ…………て……い」
剛は、小さな布で隠された秘所の周囲を、触れるか触れないか、という際どい手付きで撫で回しながら呻いた。
「……だから……そんな顔をしないで下さい……
無理矢理にでも、どうにかしたくて堪らないのに……出来なくなる……っ」