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愛しては、ならない
第27章 絡み合う、蔦
「つ……よしさんっ……んっ……どうし……あっ」
唇を離すと、菊野が頬に触れて尋ねるが、それに答える前に、俺は再び彼女の中へ自分を沈ませ、突き上げる。
「……!!」
彼女が目を見張り何か叫ぼうと口を開くが、途端に痙攣して気を失ってしまう。
「くっ……まだ早い……菊野っ」
太股をぐっと大きく横へ倒して真上から貫くと、菊野が甘い溜め息を漏らして瞼を開けた。
「そうだ……俺を見て下さい……
俺をずっと……っ」
容赦なく揺さぶられ、突かれながら彼女は目を瞑り喘ぐ。
その瞼に口付けて、やるせない思いと共に彼女をいっそう烈しく犯す。
「菊野……目を閉じないで……っ……見るんだ……」