この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第31章 企み



「……わざと……でしょう?」


「……どういう意味だ……」


「剛君は……優しいもの……

そんな酷い事、本気で言う筈がないよ……」



背中に顔を埋め、くぐもった彼女の呟きに総毛立つ。

それを隠そうと、俺は冷淡な態度を取り続ける。

彼女の手をほどき、背を向けたまま思い付く限りの下衆な言葉を投げつけた。



「俺が優しく見えたとしたら、それは君がおめでたいからさ……

君が可愛いから、遊んでやろうと思った。

あわよくば身体を好きにしてやろうと思っていたさ。

だがそれも面倒になった……

言っただろう?

男を知らないお嬢ちゃんに、一から十までセックスを教えるのはゴメンなのさ」


自分で言っておいて、陳腐で芝居がかった馬鹿馬鹿しい台詞だと笑いそうになった。





/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ