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愛しては、ならない
第5章 戸惑いの始まり
『菊野……
ピルを飲めばホルモンも安定するし……
何より気兼ねなく思いきり楽しめる……』
行為の後、私の髪を撫でながら子供に言い含める様な口調でこう言ったのだ。
もっともな方法だとは思ったが、同時に男としての欲望を垣間見て、嫌悪も感じた。
その話を真歩にしたら、一笑に付された。
「菊野――!
結婚するってさ、つまりその人と一生セックスし続けるって事よ?
当然の事なの。
……まあ、中にはレスの夫婦もあるけどさ~
まだ25なんだから、枯れるには早いでしょ?
……こんな事で悟志さんを嫌ったら、悟志パパが可哀想よ!アハハハ」
「ち……ちょっと真歩!」
混雑している真っ昼間のカフェで大声を出す真歩に私は慌てた。
ピルを飲めばホルモンも安定するし……
何より気兼ねなく思いきり楽しめる……』
行為の後、私の髪を撫でながら子供に言い含める様な口調でこう言ったのだ。
もっともな方法だとは思ったが、同時に男としての欲望を垣間見て、嫌悪も感じた。
その話を真歩にしたら、一笑に付された。
「菊野――!
結婚するってさ、つまりその人と一生セックスし続けるって事よ?
当然の事なの。
……まあ、中にはレスの夫婦もあるけどさ~
まだ25なんだから、枯れるには早いでしょ?
……こんな事で悟志さんを嫌ったら、悟志パパが可哀想よ!アハハハ」
「ち……ちょっと真歩!」
混雑している真っ昼間のカフェで大声を出す真歩に私は慌てた。