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愛しては、ならない
第35章 Love is……
剛は、ふと悲しげに眉を寄せた。
「……何かを考えていますね」
「――」
図星を突かれてギクリとするが、彼はそれ以上追求せずに、私の中へと再び入ってきた。
同時に蜜が溢れ、彼を締め上げ、私も凄まじい快感に襲われて叫ぶ。
「あ……ああ……あ!」
「余計な事を……考えられなくしてあげます」
「剛さ……あああ!」
彼が不敵に笑い、次の瞬間には律動が始まっていた。
ベッドのスプリングが、これ程大きく鳴るのを初めて聞いたような気がする。
それだけ剛は烈しかった。
私もそんな彼に応えて、動きに合わせて自らも腰を振った。