この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第38章 愛憎③



俺が咄嗟に彼女を支えようと腕を差し出すが、祐樹が助け起こす方が早かった。



「ママ!大丈夫?」


「……うん……ちょっと目眩がしただけ……

今日はもう寝るね?

ご飯……出来てるから、二人で食べてね?」



青白い顔で祐樹に弱々しく笑いかけ、俺と目が合うと悲しげに顔を歪めて目を臥せる。


「うん、わかった。

片付けは俺と剛でやっておくから。

ゆっくり寝てね?」



祐樹は菊野の手を取って、寝室へと二人で歩いていく。

俺は呆然と、寝室のドアが閉まる音を聴いて立ち竦んでいた。



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ