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私の執事さま
第2章 バースデーパーティ


声を出してはいけないと言われたのに……。

執拗に花芽を舐め上げられる行為に我慢出来ず、口から漏れる甘い声が次第と高くなっていく。



「はあっ、んっ……ううん……あっ、あっ……」

「お嬢様、中から蜜がトロトロと溢れてきますよ。お気に召しましたか?」



そんな私の反応を楽しむように、咲夜が花芽に強く吸いつく。

興奮で膨らんだ花芽を味わうように口内に含み、舌先でえぐるようにくにくにと転がす。

そうされて私は立っている事もままならなくなり、両膝をがくがくと震わせながら必死で扉にすがりついた。




「……あっ、あっ、あっ……! 咲夜、もう、だめ……咲夜の、挿れてぇ……」

「まだだめです。もっとあなたにお仕置きをしなければ」

「お仕置き……?」



咲夜の話の意味が分からず、朦朧とする意識のまま一瞬不思議になった。

咲夜が私に対して怒っている事は分かっていたけれど、そこまでされる理由は一体何なのだろう。

私咲夜を怒らせる事、何かした……?









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