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私の執事さま
第1章 はじまり
「な、なおるわけないでしょ……!」
「今日は素直じゃないんですね。昨晩はあんなに素直で可愛らしかったのに」
咲夜がふふっと笑いながらそう言うと、すぐに昨晩の咲夜との淫らな行為が頭に浮かぶ。
咲夜の性器を喜んで舐めしゃぶる自分が。
すると一気に羞恥心が込み上げ、頬が紅潮し、私は咲夜と目も合わせられなくなる。
「っ……忘れなさい、昨日の事は……」
顔を背けてそう言うしかなかった。
だが返ってきた返事はまた私を戸惑わせるもので。
「忘れるわけないでしょう? お嬢様との時間はどんな事でも、執事にとっては特別ですから。……例えば、こんな事も」
私の体を押し倒し、そのまま覆い被さってきた咲夜に再び口付けられると。
昨晩のように甘い痺れから全身を襲われ、子宮がキュンと疼いた。