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セフレの彼は幼なじみ
第6章 三度目
 ところが、その陸翔の表情が、ちょっと複雑そうなものに急変する。

 そして、言いにくそうに言った。

「うーん、気持ちいいからずっとこうしていたいのは山々だけど……。今回はゴムを着けてるだろ。だから、若干……不快感もあるというか……」

「そ、そうだよね。ごめんね、すぐにどくね」

 菜那美は身体を離して立ち上がる。

 菜那美としても、言うまでもなく、ずっとそのまま繋がっていたかったのだが。



 すると陸翔は、ゴムを外したり、ティッシュで拭いたり、後始末を始めた。

 菜那美ももちろん、手伝うことに。




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