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セフレの彼は幼なじみ
第6章 三度目
 後始末が一段落し、お互い服を着たあと、菜那美が言った。

「やっぱり、次は私がピルを飲むね」

「そっか、ありがとう。正直、俺もやっぱ、生でしたい。ゴム着けてしても、気持ちいいのは気持ちいいけど、どうしても生にはかなわないもんな。菜那美もそうか?」

「うん……」

 同意して頷く菜那美だったが、菜那美にとっては「より気持ちよくなりたいから」という理由だけではなかった。

 それよりも、「陸翔と直接、触れ合いたい。そのためには、ゴムが邪魔」という思いの方が強いようだ。

 しかし無論、そんなことを言えるはずもない。

 そこでふと、何も着けずに交わった初体験時を思い出す菜那美。

 陸翔のぬくもりを直接感じながら激しく交わったあと、中に出してもらえたあのときを。

 思い出しているだけにも関わらず、菜那美の股間は再び湿ってきた。




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