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セフレの彼は幼なじみ
第7章 絵莉花
その窓のすぐ下が、この前智孝と一緒に語らった校舎裏となっているのだが、そこに陸翔と見知らぬ女子が座っている姿を認めたからだ。
説明されなくとも、その女子こそ、絵莉花だろうということは菜那美にも容易に想像がついた。
そこからは距離もあるので、二人がどんな会話をしているのかということまでは菜那美や智孝には聞こえないが、少なくとも何か会話を交わしているらしいということは、二人の動く口を見ればはっきり分かる。
菜那美は「恋人同士なんだから、校舎裏にて二人で語らっていてもおかしくない」と頭では理解しつつも、大きなショックを受けた。
説明されなくとも、その女子こそ、絵莉花だろうということは菜那美にも容易に想像がついた。
そこからは距離もあるので、二人がどんな会話をしているのかということまでは菜那美や智孝には聞こえないが、少なくとも何か会話を交わしているらしいということは、二人の動く口を見ればはっきり分かる。
菜那美は「恋人同士なんだから、校舎裏にて二人で語らっていてもおかしくない」と頭では理解しつつも、大きなショックを受けた。