この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第7章 絵莉花
 しかも、陸翔が唐突に苦笑のような笑顔を浮かべたことも、菜那美のショックに輪を掛ける。

 笑顔を見せてもらえるのは何も自分の特権ではないんだ、ということを改めて思い知らされる菜那美。

 さらに、遠目からでも、絵莉花がとてつもない美少女だということが分かったことも、菜那美を打ちのめしていた。

 そういえば、絵莉花も陸翔と同じく文武両道だと、風の噂で聞いたことがある菜那美。

 そんな子と、陸翔が二人っきりで会話していたのだった。

 菜那美と智孝がこっそりと上から見ている前で。



 陸翔の笑顔を見て、「陸翔にとっては、やはり彼女の存在が最も大きいのだろう」と想像し、菜那美は心の打撃に耐え切れずによろめいた。

 まるで、昨日のことが全部夢だったのでは、と疑いたくなってくる菜那美。

 肌を合わせただけで満たされていた自分が、だんだん惨めに思えてきて、寂しさと絶望のあまり菜那美は頭を抱えた。




/454ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ