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セフレの彼は幼なじみ
第13章 共同戦線
智孝も寂しげな表情をしていたが、声を励まして言葉を続ける。
「だけど、ちょっと思いついたことがあってね。言いづらいんだけど……」
言いにくそうに言葉を切る智孝。
菜那美は続きが気になったので、「何でも言ってね」と促して智孝の言葉を待った。
「うん、ありがとう。単刀直入に言うけど……僕と付き合う『ふり』をしてくれないかな?」
「え?!」
予想外のことを言い出され、狼狽する菜那美。
弁解するかのごとく、智孝が慌て気味にも思える早口で言った。
「その……当たり前だけど、本当に付き合うわけじゃなく、あくまでも『付き合うふり』ね。なんでそんなことをお願いするのかっていうと……さっき話した、夏休みのお出かけのためだよ」
きょとんとする菜那美は、すでに落ち着いた様子で智孝の説明を待っている。
「だけど、ちょっと思いついたことがあってね。言いづらいんだけど……」
言いにくそうに言葉を切る智孝。
菜那美は続きが気になったので、「何でも言ってね」と促して智孝の言葉を待った。
「うん、ありがとう。単刀直入に言うけど……僕と付き合う『ふり』をしてくれないかな?」
「え?!」
予想外のことを言い出され、狼狽する菜那美。
弁解するかのごとく、智孝が慌て気味にも思える早口で言った。
「その……当たり前だけど、本当に付き合うわけじゃなく、あくまでも『付き合うふり』ね。なんでそんなことをお願いするのかっていうと……さっき話した、夏休みのお出かけのためだよ」
きょとんとする菜那美は、すでに落ち着いた様子で智孝の説明を待っている。