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セフレの彼は幼なじみ
第14章 帰り道、そして六度目
「なぁ、菜那美。嫌じゃないか? 毎回、中に出されて」

 唐突に尋ねてくる陸翔。

 菜那美はすぐに答えた。

「ピルを飲んでるから、大丈夫だよ」

「いや、それはそうなんだが……別の意味でも聞いてる。だって、身体の中に、俺のを出されてるわけだろ。一応、毎回拭いてはいるけども、中まで洗ってるわけじゃないからな。今だって、さっき俺が出したのが、そのままなんだよな」

 不安そうな表情の陸翔。

 菜那美は表情を和らげて答える。

「うん、今もお腹の中、あったかいよ。でも、全然嫌じゃないから。その……すごく気持ちいいし……。いっぱい出してもらえて」

 菜那美は「大好きな陸翔のだから」という言葉が口をついて出そうになったのを必死にこらえた。

「そ、そうか」

 そう言いつつ、少しもじもじと身体を動かす陸翔の股間は、再び反応を始めていた。

 それをごまかすかのように、陸翔が言葉を続ける。




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