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セフレの彼は幼なじみ
第3章 菜那美の部屋で……
「さっきのこと……内緒にしてくれる? お父さんお母さんに心配かけたくないから」
「おう」
またも一言で答える陸翔。
こういう受け答えにより、陸翔には人からぶっきらぼうに思われることも多々あったが、菜那美にとってはもう慣れっこだ。
陸翔は幼稚園時代からそうなのだが、無口で大人しく、あまり自ら喋りたがらない男子なので。
成長を重ねても、その性格はあまり変わっていないようだった。
それでも、今年3月末、春休みに二人で出かけたときには、終始明るい表情を見せてくれていた陸翔。
それが、4月に入って、突然彼女を作ってしまうなんて……。
どうして、こうなってしまったんだろう……と、菜那美はずっと考えていた。
「おう」
またも一言で答える陸翔。
こういう受け答えにより、陸翔には人からぶっきらぼうに思われることも多々あったが、菜那美にとってはもう慣れっこだ。
陸翔は幼稚園時代からそうなのだが、無口で大人しく、あまり自ら喋りたがらない男子なので。
成長を重ねても、その性格はあまり変わっていないようだった。
それでも、今年3月末、春休みに二人で出かけたときには、終始明るい表情を見せてくれていた陸翔。
それが、4月に入って、突然彼女を作ってしまうなんて……。
どうして、こうなってしまったんだろう……と、菜那美はずっと考えていた。