この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第3章 菜那美の部屋で……
「大体、『感触の上書き』って何なんだよ。パソコンかスマホのデータ上書きみたいに言って……」
「だって……。後から陸翔に触ってもらえれば、そのことがしっかり意識に残って、前の人の嫌な印象を薄れさせることができるじゃん……」
「論理がイマイチ分かんないな。そ、それに……。お前、ホントに正気かよ。そんなにやすやすと触らせるものじゃないだろ」
陸翔は呆れたように首を振る。
しかし、彼が冷静な状態でないことは、その泳ぐ視線や小刻みに揺れている身体などから、容易に察することができた。
「だって……。後から陸翔に触ってもらえれば、そのことがしっかり意識に残って、前の人の嫌な印象を薄れさせることができるじゃん……」
「論理がイマイチ分かんないな。そ、それに……。お前、ホントに正気かよ。そんなにやすやすと触らせるものじゃないだろ」
陸翔は呆れたように首を振る。
しかし、彼が冷静な状態でないことは、その泳ぐ視線や小刻みに揺れている身体などから、容易に察することができた。