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セフレの彼は幼なじみ
第21章 夏祭り
今度は菜那美が質問する。
「えっと、じゃあ……。どうして、セフレに……?」
「ああ、そのことか。あれは実に単純なことで……。あのとき、ああいう経緯ながら、生まれて初めてエッチできただろ。しかも相手が、長年密かに想い続けてる菜那美だったわけだし、そりゃ有頂天になるって。で、調子に乗ったわけだ。またエッチしたいという気持ちもあって……ついつい、『セフレにならないか』と言い出して……直後に『やべ、何言ってるんだ俺は』と我に返ったが、もう後には引けなかった。一度言い出したら後には引けないこの性格、菜那美も知ってるだろ」
菜那美はよくよく知っているので、黙って頷く。
水着を買ってくれるという話になったときも、それを言い出した陸翔が「借りを返させてくれ」と言って、申し訳なく思う菜那美を押し切って、連れて行ってくれたことを菜那美は思い出していた。
「えっと、じゃあ……。どうして、セフレに……?」
「ああ、そのことか。あれは実に単純なことで……。あのとき、ああいう経緯ながら、生まれて初めてエッチできただろ。しかも相手が、長年密かに想い続けてる菜那美だったわけだし、そりゃ有頂天になるって。で、調子に乗ったわけだ。またエッチしたいという気持ちもあって……ついつい、『セフレにならないか』と言い出して……直後に『やべ、何言ってるんだ俺は』と我に返ったが、もう後には引けなかった。一度言い出したら後には引けないこの性格、菜那美も知ってるだろ」
菜那美はよくよく知っているので、黙って頷く。
水着を買ってくれるという話になったときも、それを言い出した陸翔が「借りを返させてくれ」と言って、申し訳なく思う菜那美を押し切って、連れて行ってくれたことを菜那美は思い出していた。