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セフレの彼は幼なじみ
第21章 夏祭り
「そうだったんだ……。って……『付き合うふり』は、私たちだけじゃなく、陸翔たちもでしょ。しかも、そっちの方が先に……」
笑って菜那美が言う。
陸翔も笑顔で「まぁな」と言ってから続けた。
「だが、結果オーライってことで。さっきも智孝に言ったけど、絵莉花と俺がああして、付き合うふりをするという作戦をとってなかったら、今こんな風に、全員が幸せにはなってなかったはずだろ」
「うん、それは分かってるよ。あと、お陰で、智孝君や絵莉花さんとも仲良くなることができたし……本当に陸翔が言うみたいに、結果オーライかな」
「だろ?」
またもや得意げな笑みを浮かべる陸翔。
菜那美は「うん」と言い、陸翔の言っていることを認めた。
笑顔のまま陸翔が言う。
笑って菜那美が言う。
陸翔も笑顔で「まぁな」と言ってから続けた。
「だが、結果オーライってことで。さっきも智孝に言ったけど、絵莉花と俺がああして、付き合うふりをするという作戦をとってなかったら、今こんな風に、全員が幸せにはなってなかったはずだろ」
「うん、それは分かってるよ。あと、お陰で、智孝君や絵莉花さんとも仲良くなることができたし……本当に陸翔が言うみたいに、結果オーライかな」
「だろ?」
またもや得意げな笑みを浮かべる陸翔。
菜那美は「うん」と言い、陸翔の言っていることを認めた。
笑顔のまま陸翔が言う。