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セフレの彼は幼なじみ
第1章 約9年前、遊園地にて
「でも、ここで止まってると、後ろから来るクラスメイトたちに迷惑になるな。進むぞ、菜那美。怖かったら、僕の手を握ればいいよ」

「え?!」

 菜那美は真っ赤になった。

「え~、親子でもないのに、手を握るなんて恥ずかしいよ!」

「でも、さっきみたいなのが、これからもどんどん続くんだぞ。そのたびに、派手に転んだり、僕に飛びついたりしていては、時間がかかって、後ろに迷惑がかかるって」

「う、うう……。じゃあ、お願い……」

 菜那美は渋々手を差し出した。

 その手を握る陸翔。

「じゃあ、行くぞ。安心しろって、僕のそばにいれば大丈夫だ」

 そのとき、菜那美の心に不思議な変化が起こった。

 たのもしく言われたその言葉を聞いた瞬間、心臓が大きく跳ね、胸が熱くなったのだ。

 そして、胸が苦しくなる菜那美。

 その様子を見て、怖がり続けていると勘違いしたのか、陸翔は優しい口調で言葉を続けた。




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