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セフレの彼は幼なじみ
第6章 三度目
 翌日の午後、一緒に学校から帰って来た菜那美と陸翔は、お互いの家でシャワーや着替えなどを済ませることにした。



 菜那美は出来るだけ手早く、着替えとシャワーを済ませると、玄関で陸翔を待つ。



 やがて、陸翔がやってきたので、家の中へ迎え入れた菜那美は、すぐに自分の部屋へと案内した。



 菜那美から「自分たち以外は、家の中には誰もいない」と聞いているにも関わらず、律儀に「お邪魔します」と何度も言う陸翔。

 陸翔には意外と礼儀正しいところがあると、菜那美は常々気づいていたので、別段不思議にも思わなかった。



 そして二人は、菜那美の部屋へと一緒に入る。

 陸翔が早くも興奮気味なのを、菜那美は彼の挙措動作や表情から感じ取っていた。




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