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刑事とJK
第92章 新たな命
「噂なんだけどさ…正貴、マイホーム買おうか思案中だって?」
真理子はベッドに腰掛けた
『そうなんですよー…まだ全然話進んでないけど』
「いいなぁー、あたしも結婚したいなー」
飛鳥はちらりと南を見た
「…何だよ…?」
「したいなー」
「…まぁ…また考えとく…」
今考えろーと、飛鳥は南の腕をブンブン振った
その時、病室の扉が開いた
皆一斉に振り向く
「なんだおめぇら、来てたのかよ」
コーヒー片手に、斉藤が入ってきた
「「絶対泣いてたなー!!」」
シゲと藤野は、斉藤を指差して笑った
「は?
殴んぞコラ!!」
「いや~ゆうひちゃん助けて~」
「斉藤さん、やっぱり目ぇ腫れてるー!!」
飛鳥も爆笑した
「飛鳥…てめぇまで…」
「ただでさえ人相悪いのに、さらに悪くなったな」
「おめぇにゃ言われたくねぇよ!!
喫煙野郎!!」
「それ悪口になってないわよ♪」
「黙れババア!!!」