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刑事とJK
第66章 刑事始動
「それから、夕食時は皆と一緒にいたし…
あ、10:35に
ゆうひちゃんが三宅武志とどっか行くのを見たな」
…この証言は、
ゆうひの証言と合ってるな
「だから付いていって、
最終的に三宅をボコってやったよ」
「そのあと、宴の場に戻ってきてからは何してた?」
「いやー、疲れたからさっさと寝たよ
ちなみにひとり、くすんくすん」
長谷川は泣き真似をした
「朝は何時に起きた?」
「今日のための準備があったからねー…
6時くらいに起きたよ」
「それから何してた?」
「アンソニーの手伝いと、
観光地への手続き準備とか」
「…どうも」
斉藤はお辞儀して、引き返した
長谷川はひとり、にこりと笑った
「その笑顔の裏で、
何を考えているのやら…」
そう呟いて、ペンションに入った