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刑事とJK
第68章 どうする飛鳥…!!
家に着いて、玄関を開けた
「あ、おかえりー」
「ただいまー…って、ええ!!!??」
家で待っていたのは、
ニコニコとしていた清隆だった
「あんた…まだいたの!!?」
「実はあんまりお金なくってさ、
アパート追い出されたんだよね」
頭を抱えて笑う清隆に、飛鳥は近づいた
「
もう出てってよ!!」
南が…いるのに…
飛鳥の顔を見て、清隆は言った
「…俺が寝る場所、庭でいいから…
二人の邪魔しないから…」
「…」
「…晩飯くらいは、食ってきゃいい」
南は清隆の顔を見ずに
そう言った
「南…いいの?」
「野垂れ死んでもらっても困るし」
清隆は顔をほころばせた
「南…さん?
ありがとう」
「お前のためじゃない
仕事増やされんのが面倒だからだ」
南はタバコとライターを持って、外へ出た
「…南に感謝しなよ?」
「うん、すっごいしてる!!」
「…」
性格は以前と、
何にも変わってないんだ…
飛鳥は夕食の準備を始めた
「あ、手伝う」
清隆は野菜を洗おうと手を伸ばした
「何もしないで!!」
「っ…ごめん…」
清隆はシュンとして、
壁際にもたれた