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刑事とJK
第78章 トレジャーハンター
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「徳川埋蔵金??」
適当に朝食を済ませると、斉藤は藤野と真理子に
埋蔵金のことについてを説明した
「怪しい男がたまに家に来るなぁとは思ってたけど
まさかそんな話をしに来ていたとはね」
真理子は腕を組んで首を振った
「ああ。
で、糞ジジイにもらった手がかりがこれだ」
斉藤は藤野に紙を見せた
「虎・龍?」
「意味わかんねぇだろ?」
「んー…」
藤野は肘をついた
「あれはどうだ?
東西南北」
「は?」
「よくあるだろ?
東の青龍、南の朱雀、西の白虎に北の玄武ってさ」
『あ、龍と鳥と虎と亀か。
それなら虎と龍が入ってるね』
ゆうひはなるほど、と頷いた
「仮にそうだとして…
一回外に出てみっか?」
全員賛成してまた屋敷の裏へ向かった