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刑事とJK
第78章 トレジャーハンター


―――――――――――




「んー…こんなもんか」



斉藤と藤野は、
埋蔵金があるであろう場所を特定した



東から30mの地点に立ってみる




「…特に変わったことはねぇな」



『掘らなきゃわかんないよ、はい』



そう言って、
ゆうひは斉藤と藤野にシャベルを渡した



「…2本しかねぇの?」



『あたしと真理子さんは応援してるね!!』


「正貴も泰輔もがんばってね♪
見つけたらチューしてあげるっ」





こいつら…




「任せな、真理子!!」




おめぇも現金な奴だな、藤野…



とりあえず、斉藤と藤野は作業に取り掛かった







――1時間後








「あちー…」



滝のように汗が流れ落ちる



時間が経つにつれ気温が上がってくる

しかも快晴ときたものだから、日差しがきつい





『はい、水』




ゆうひは斉藤に水の入ったペットボトルを渡した



「お、わりぃな…」



少し口に含むと、
すぐに吹き出してしまった



「なっ、なんじゃこりゃあ!!」



『塩入れといたよ
塩分取らないとダメでしょ?』



「にしてもしょっぱ過ぎだろ!!!
どんだけ入れたんだよ!!?」




『大さじ5杯』




500mlの水に大さじ5杯の塩…!!?



「も、もうちょい薄めてくれ…」


『えー』



「えーじゃねぇよ!!」










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