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刑事とJK
第78章 トレジャーハンター
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夜になり
夕食も取り、入浴も済ませた
『ねー斉藤、まだぁ?』
ゆうひはねっころがって足をぶらぶらと動かした
早く〔虎・龍〕の謎の答を教えろ
と訴えているのが見ているだけでわかる
「まぁ待てって
まだ11時じゃねぇか」
『もう11時じゃん!!』
ゆうひは顔を膨らませた
「へぇへぇそうですね、11時ですね」
『あー何その言い方、ムカつく!!』
「もうちょい時間あるから、今のうちに寝とけ」
『…』
ふて腐れた顔をしながらも、
体をよじって斉藤の隣まで寄った
『足』
「は?」
あぐらをかいていた斉藤の片足を
無理矢理引っ張り出して伸ばさせると
ゆうひはその上に頭を乗せた
『ちゃんと起こしてよね』
「…わかってるっつの」
ゆうひは斉藤にひざ枕をしてもらったまま
静かに眠った
「…」
寝顔、かわい…///
そっと頭を撫でてやり
斉藤は、"その時間"が来るまでずっと待った
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