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気の毒な人
第1章 気の毒な人
 発言を受け、お兄ちゃんがこんなことをするのは私のせいだったんだ。
 と、率直に感じた。
 
 自責の念、とは違う。
 どちらかというと、それは快感だった。
 強い関心を受けたことによる、快感。

 胸の中から甘いものが溢れて全身に駆け巡った。
 その刺激は股間にお湯を当てることや、下着の上から陰核を撫でる事よりも、強烈に私の身体に焦げ付いた。

 これをすれば殺されずに済むかも知れないという、一種の安心感もあった。

 結果として、私はいつもしていることを気の毒な人の前でやって見せた。
 下着越しの刺激は絶頂に達するまで時間が掛かるため、最終的には痺れを切らした気の毒な人が「もうええ」と途中で制止したと思う。

 それにしても人体とはふしぎなもので、どれだけ幼くとも刺激すればきちんと濡れる。
 気の毒な人は私の膣から溢れ出した液体を指で何度もすくい、純粋に「すげぇ」と感動していた。
 
 私はこれを逃しては二度とチャンスがないかも知れないと感じ、気の毒な人に言った。

「なんでもします。大好きなので殺さないでください」

 気の毒な人は「アホか」と呆れた顔をしていたが、実際それ以来酷い暴力は受けなくなった。 



 気の毒な人は何度も挿入を試みた。
 けれど当然ながらすぐには成功しなかった。
 だから毎夜、私の股間に擦り付けて終わるか、または私の口の中で終わるかだった。

 初体験がいつだったのか、正確な時期は私にも分からない。

 前途したとおり、指を入れられた日が処女喪失なのか?
 一刻も早く挿入できるよう筒状の何かを膣の中に入れられ激しく流血した日が処女喪失なのか?
 先端が膣の中にほんの少し入った日が処女喪失なのか?
 半ばまで入り、膣の中に射精された日が?
 それとも、ようやくすべてが入り、けれども初潮を迎えていたために腹の上に射精された日が?


 どのみち、中学に上がるくらいまでは毎日膣から多かれ少なかれ出血していたのだから、いつが初体験でも変わらないだろう。

 ちなみに私の感覚の中での初体験は、すべてが入った時だとカウントしている。


 
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