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ここで待ってるから。
第3章 嫉妬。
 蜜口に涼介の熱いモノが当たる。
 そこにも、蜜を塗る。
 カリの部分で花芯や入り口を弄び、ゆっくりと埋め込んで行く。

「…はぁ…んっ。くっ。」

 はじめはゆっくりだったピストンは、その愛液のスムーズさに激しく打ち付けるようになる。
 奥に当たる感じが気持ち良く、自分でも腰を動かしているのがわかる。
 涼介は攻めながら、花芯を刺激する。

「ああっ、ああっん。も、もう、ダメ…。」

 一度、達した身体はすぐに絶頂を迎える。
 
「涼介っ、ああっ!い、いくぅ…。」

 テーブルに身体を預け、膝から力が抜けていく。
 涼介は腰を掴み、激しく突く。

「…はっ。あぁ…。もう、出る…。」

 身体から涼介のモノが抜かれ、その大きく今にも爆発しそうなモノを口に含む。
 涼介は息を上げながら、自らを擦り達する。
 竿が脈打ち、口の中に白濁とした快楽の液が放たれる。

「あぁ…っ。はぁ、はぁ…。くっ。」

 全て飲み込み、カリや鈴口を綺麗に舐めとる。
 
「…橙子、もう、大丈夫。また、そんなに舐められたらまた、したくなる。」

 身体を起こされ、場所が場所だけにセックスの余韻に浸れず、服を整える。

 なんでまた、こんな状況になったんだか…。
 
「すまない。橙子を見ると、我慢できなくなる。」

 頭を撫でられ、抱き寄せられる。
 涼介の身体にもたれかかり、目を閉じる。

「…でも、会社ではまずいよね。この、状況。涼介も変な噂になったら昇進に影響出るし。」

「…橙子が俺の鎖にちゃんと繋がってるなら不安になんかならない。お前、誰から見ても最高にいい女なんだよ。知ってたか?」

「なにそれ?」

「俺のチームの笹森と寺内がお前を狙ってるんだ。多分、近々飲み会に誘われるぞ。」

 涼介の身体から離れ、複雑な顔をする。

「…涼介だって…。秘書課の真崎さんとお昼一緒だったじゃない。優しそうな笑顔見せて。私にはあんな風に笑ってくれないじゃない。」

 嫉妬だ。

「私が、涼介のセフレだったらよかったのにね。」

 ああ、嫌だ。
 
「そしたら、こんな嫉妬なんか感じないでただ、セックスしてればいいんだもの。」

 素直になれない自分が嫌い。

「…涼介は私を好きだと言ってくれるけど、愛してるって言ってはくれないしね。」

 ああ、嫌な女。
 



 


 
 
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