この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ここで待ってるから。
第25章 そうだ、温泉に行こう。〈花海棠と鳳仙花〉
 言われた通りに、ぷっくらとした花芯を刺激する。

「うっ…んっ。あっ、ああっん。」

 止めどなく、快感の波が押し寄せてくる。

 もっと、貪欲に快楽を刺激を求める。

 夏も腰を打ち付けるスピードが速くなる。激しいピストンと花芯の愛撫に、目の前が真っ白になる。

「あっ、あっ…ああっ。もう、駄目。逝っちゃう…夏、逝っちゃうよぉ…。」

「…逝って、いいですよ…。ほらっ。」

 花芯からの快感と、子宮口の快感が同時に迫り、爆発する。その、絶頂に眉をひそめ受け入れる。

「あっ…ああっ…っ。」

 言葉にならない、悲鳴に近い喘ぎ声を出しオーガズムに達する。

「…くっ、俺も…。俺も、逝く…っ。」

 私の中から抜き、手でしごく。

 赤黒く私の蜜にまみれた男根は、今にも解放されたく震える。

 私はしゃがみこみ、舌で尖端を舐める。

「はっ…橙子さん。橙子さん…っ、で、出るっ。」

 手の動きが速くなり、夏の声も息も荒くなる。

 しばらくすると、勢いよく白濁した欲望の液を吐き出す。
 口を開け、舌でそれをそれを受け取る。

「ああっ…っ。はあっ。んんっ…、んっ。」

 夏は最後の一滴まで絞り出す。

 私は夏の精液を飲み込む。それを、うっとりと夏は眺めている。

 夏はガラス張りの壁に両手を着いて、肩で息をしている。

 そっと、今まで私を責めていた男根を舐める。

 その一滴まで飲み干そうと、優しく吸い付く。

「…ふっ…っ。んんっ…。」

 私の舌で、唇で夏が身体を震わせる。

「…橙子さん、ありがとう。もう、いいですよ。」

 夏は私を立たせ、優しく抱き寄せる。

 乱れた髪に顔を埋め満足したように息を吐く。夏の胸に身体を預け、目を閉じる。

「…夏、大好き。」

 夏は私に微笑みながら、頬を寄せる。

 頬と頬くっつけながら、お互いの体温を感じ合う。

「俺も、大好きです。」

 夏の首に腕をまわす。

 愛しくて。

 恋しくて。

 何度も、何度も確認する。

「夏が好きよ。もう、離れないでね。」

「はい。俺も橙子さんが大好きです。…一生、離しませんよ。」

「…ありがとう。」



 夏と一緒に露天風呂に入り、汗を流す。

「お風呂出たら、散歩に行きませんか?」

「そうね。あ、確か有名な地酒があったはず。見にいこうか?」

 風が肌を撫でて行く。
/205ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ