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ここで待ってるから。
第1章 年下従兄弟。
 そんな話のあとは、故郷の話や学生の頃の話と盛り上がり、先程の約束なんて口だけだと思っていた。

 マンションに帰り、もう少し飲み直そうと冷蔵庫から缶ビールを用意する。

「夏君も飲む?」

 二人でソファに座り、飲み始める。

「橙子さん。さっきの約束、忘れてないよね?」

 夏は私に向き直り、身を乗り出す。
 顔が近付き、どちらともなく唇を寄せる。
 始めはゆっくり互いを貪り、感じ、求める。柔らかな唇を甘噛みし、舌でなぞる。
 
「橙子さん…。」

 夏も舌を出し、絡め合う。
 口腔内で唾液が行き交う。
 舌で歯をなぞり、身体が溶けるようなキスを続ける。
 
「…はぁ…んっ…。」

 思わず、喘ぎ声が出る。

 恋人、涼介とは違うキスの仕方。
 優しく、柔らかで気持ちの良いキス。

 そっと、抱き寄せられ服を脱ぐのももどかしくシャツの下から手を入れて、柔らかな胸を揉み出す。
 ブラをずらし、乳首を弄りだす。
 指でつまみ、転がす。

「んんっ。あっ。」

「…橙子さん、乳首いじられるのが好き?」

「うっ…うん…。」

 手際よくシャツのボタンを外し、ブラをとる。
 両手で乳房を寄せ、乳首に吸い付く。
 夏の髪を撫でる。
 
「ほら…尖ってきたよ…気持ちいい?」

「うん…。も、もっと…舐めて。いじって…。」

 舌で押したり、舐ったり。時々、甘噛みをする。
 だんだん、子宮の奥からジワジワ快感が湧き起こる。久々の感覚にドキドキする。

 最後に涼介と会ったのはいつだっけ?
 会えば結局、たいして会話も交わさずホテルに行ってさっさとセックスして帰るだけ。
 それこそ、恋人なんかじゃなくてただのセフレだよね。お互いの、性欲を解消するだけの行為。

 今は少し違う。
 優しい愛撫にうっとりし、濃密な時間が流れる。

「…あぁ…気持ちいい。」

 夏も服を脱ぎ、私もスカートと下着をとる。
 
「シャワー浴びたい…。」

「だめ。俺、我慢できないから…。」

 立ちながら、キスをする。
 左腕が背中に回され、右手で秘部を触れる。
 そっと、花芯を触り指でさする。

「はぁ…ぁん。」

 身をよじり、その刺激に耐える。
 花芯に添えた指を動かされ、立てないくらい膝から力が抜ける。
 夏は私の身体を支えながら、執拗に愛撫を続けた。






 


 
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