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ここで待ってるから。
第1章 年下従兄弟。
 後ろからのピストンが激しくなる。
 子宮の奥からの快感に頭が真っ白になる。

「はっ、はぁ…橙子さん。橙子さん。もう、駄目…。」

 夏も息を切らし、逝く寸前まで追い込まれる。
 私もジワジワと来るエクスタシーを止められず、絶頂を迎える。

「夏、夏、ああっ!い、いっちゃうよ…ああっっ!!」

 オーガズムに達し、膝から崩れ落ちる。
 抜かれた夏のモノを座り込み、口に入れ吐き出された白い欲望を飲み込む。

「ううっ。はっ。ああっっ、橙子、さん。」
 
 手を添えて、最後まで搾り取る。
 すべてを飲み込み、綺麗に舐めとる。
 その度に身体がヒクつく。

「橙子さん、ありがとう…。飲んでくれて…。」

 頭をなでられ、少し恥ずかしくなる。
 きれいな指が私の頬を包み、身をかがめ優しくキスをする。

「…シャワー浴びてくる…。」

 立ち上がり、少しぬるくなったビールを飲む。
 このまま、ベッドで二人でセックスの余韻に浸ったら勘違いしそうになる。

 もしかしてら、そこに愛があるんじゃないかって。
 
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