この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ここで待ってるから。
第9章 嘘と、好きと嫌い
夏の台詞の意味がわかり、私はそっと夏の胸から下半身に手をなぞる。夏の身体が震えるのを感じる。指先に固く主張するモノが当たり、それを優しく形に指で触れる。
「…あっ…。」
夏は小さく声を上げ、顔を赤くして私をみつめる。
「と、橙子さん…。えっと…。」
困った顔が可愛く感じる。そんな表情に私の身体の奥底で小さな欲望の炎が燻る。
何度も身体を重ねて、お互いを求めてこれ以上どうしたいんだろう。
涼介と夏を天秤にかけるほど、自分は出来た女なんだろうか。ただ、欲望のままに繋がれたら楽になれるのに…。
私は気付かないうちに、夏を本気で好きになっていた。
涙がそっと、頬を伝う。
「…私。夏の事…。」
言葉にしたら、少しは楽になれるかな。
夏は私の頬の涙を指でぬぐう。その、指の感触と暖かさに更に涙が落ちる。
「俺は橙子さんが大好きです。」
夏の声がスッと胸に落ちる。
「ずっと…俺の側にいて。」
この、優しさと安心感に私はもう迷うことはやめよう。自分の気持ちを素直に受け止めてみよう。まだまだ、先は長く困難な道が続くけど、夏はきっと私を待っていてくれる。
夏のズボンと下着の隙間に手を入れ、熱く大きくなったモノをまさぐる。
指先で先端をなぞれば、先走りの液が滴っている。
鈴口からカリの縁に指を這わせ、いきり立つ棹を撫でる。筋が張り、手のひらに収まることなく反り返っている。
「んっ…橙子さん。や、ダメ…。」
ピクッと身体が動き、表情を見れば目を閉じ瞼を震わせている。薄く開いた唇は、小さな溜め息と私の名前を吐き出している。
なんて、可愛いんだろう。
私の愛撫でこんなに感じてくれている。
夏は私の頭に手を置き、髪を撫でる。私は指での刺激を続け、その愛しい夏を口いっぱいに頬張る。
「…クッ…。んっ、橙子さん…。」
身体が揺れ、少し腰を浮かし息を荒げる。
頭の隅で、生理中を恨む。
ああ、夏を身体で感じたい。
その指で身体に触れて、弄られ、愛撫されたい。その唇で囁かれ、キスをされ、舐められたい。
身体の隅々まで、夏でいっぱいににしたい。
口に含んだまま頭を上下に揺らし、夏の解放を促す。
「はぁ、っ…あっ。も、もう。もう、出ちゃうよ…。うっ…。」
喘ぎ声が、切羽詰まった声になる。
「…あっ…。」
夏は小さく声を上げ、顔を赤くして私をみつめる。
「と、橙子さん…。えっと…。」
困った顔が可愛く感じる。そんな表情に私の身体の奥底で小さな欲望の炎が燻る。
何度も身体を重ねて、お互いを求めてこれ以上どうしたいんだろう。
涼介と夏を天秤にかけるほど、自分は出来た女なんだろうか。ただ、欲望のままに繋がれたら楽になれるのに…。
私は気付かないうちに、夏を本気で好きになっていた。
涙がそっと、頬を伝う。
「…私。夏の事…。」
言葉にしたら、少しは楽になれるかな。
夏は私の頬の涙を指でぬぐう。その、指の感触と暖かさに更に涙が落ちる。
「俺は橙子さんが大好きです。」
夏の声がスッと胸に落ちる。
「ずっと…俺の側にいて。」
この、優しさと安心感に私はもう迷うことはやめよう。自分の気持ちを素直に受け止めてみよう。まだまだ、先は長く困難な道が続くけど、夏はきっと私を待っていてくれる。
夏のズボンと下着の隙間に手を入れ、熱く大きくなったモノをまさぐる。
指先で先端をなぞれば、先走りの液が滴っている。
鈴口からカリの縁に指を這わせ、いきり立つ棹を撫でる。筋が張り、手のひらに収まることなく反り返っている。
「んっ…橙子さん。や、ダメ…。」
ピクッと身体が動き、表情を見れば目を閉じ瞼を震わせている。薄く開いた唇は、小さな溜め息と私の名前を吐き出している。
なんて、可愛いんだろう。
私の愛撫でこんなに感じてくれている。
夏は私の頭に手を置き、髪を撫でる。私は指での刺激を続け、その愛しい夏を口いっぱいに頬張る。
「…クッ…。んっ、橙子さん…。」
身体が揺れ、少し腰を浮かし息を荒げる。
頭の隅で、生理中を恨む。
ああ、夏を身体で感じたい。
その指で身体に触れて、弄られ、愛撫されたい。その唇で囁かれ、キスをされ、舐められたい。
身体の隅々まで、夏でいっぱいににしたい。
口に含んだまま頭を上下に揺らし、夏の解放を促す。
「はぁ、っ…あっ。も、もう。もう、出ちゃうよ…。うっ…。」
喘ぎ声が、切羽詰まった声になる。