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ここで待ってるから。
第10章 女の嫉妬。男の我が儘。
 夏の指で刺激され、自分の愛撫に狂いそうになる。

 息を上げ、それでも声を出さないように耐える。

「んんっ…あっ、ああっ…。」

 限界に達し、頭の中が真っ白になる。
 身体の奥から快感が押し上げて、絶頂に達する。

「…んっ。」

 夏は身体を起こし、近くにあった避妊具を着ける。

「素敵ですよ。綺麗で、興奮する。」

 達した後の余韻に浸るまもなく、夏が私の中に入ってくる。大きく、熱い肉棒を根本まで一気に突き立てる。

 久々の感覚に、自ら腰を揺らす。

「ほら、欲しかったんでしょう?これが…。」

 夏はゆっくり、ゆっくりと腰を揺らす。
 腰を抱えられ、脚を押し広げられる。

「んっ…はぁ、んっ…夏。」

「ちゃんとおねだりしてください。じゃないと、抜いちゃいますよ?」

「い、いやぁ…。も、もっと…。」

 ギシギシとベッドが鳴る。
 これじゃあ、遠山さんに聞こえてるかも。
 でも。でも、もう止まらない。

 夏が欲しい。

 二週間の間を埋めたい。

 一日だって離れたら、私はおかしくなってしまう。 こんなに、夏が愛しい。
 こんなに、夏に狂っている。

「もっと、突いて。奥に来てっ。壊れるくらい、激しくして…。」

 夏の腰に脚を絡ませて、首に抱きつく。

 荒い息づかいにが、耳に響く。
 私の喘ぎ声も押さえられない。

 激しいピストンに身体を委ねる。

「あぁ、ん。ああっああっ。も、もっと来て…はぁっ。」

 夏の激しい突きに、何も考えられなくなる。

「くっ…はっ。と、橙子さんっ。」

 切羽詰まった声を上げ、せつなげに私をみつめる。その表情が可愛く、愛しく感じ首もとに抱きつく。

「うっ、はぁ。ああっ。もう、もう我慢できないっ。」

 私も達しそうになり、身体を震わせる。

「あっ、あっ、んんっ。あん。い、いいよ。私もいっちゃう…ああっ!!」

「ああ、あっ!!はぁ…っ。」

 身体中でオーガズムに達し、二人ともぐったりと身体を投げ出す。


「夏、ごめんね。」

 自分がもっと素直だったら良かったのに。

「もう、大丈夫。橙子さんが頑固なのがわかったから。」

「な、何それ。」

 夏は私の身体を抱きしめなが、クスクス笑う。

「素直じやなくて。でも、可愛くて。エロくて。今日はとっても興奮しましたよ。一人であんな事をしてるんだ…ってね。」
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