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ここで待ってるから。
第2章 恋人かセフレか。
 抱き抱えられ、部屋の奥にある扉を開ける。
 天蓋付きのダブルベッドがあり、清潔なシーツが敷いてある。

「人は払ってある。気にせず、啼いて。」

 ベッドに寝かされ、涼介は服を脱ぎ私に覆い被さる。
 耳を甘噛みされ、舌で形をなぞり息を吹きかける。ゾクゾクと腰のあたりが騒つく。
 
 きつく目を閉じ、涼介の愛撫に身を任せる。

 涼介は私の服を脱がせ、下着も取る。
 乳房を揉み、その柔らかさを堪能する。
 乳首を口に含み、きつく吸い付く。

「あぁっ…んっ…。」

 その刺激に腰を浮かせ、涼介の背中に手をまわす。執拗に乳首を舐め回し、甘噛みし、指で転がす。
 涼介は、私が一番気持ち良くなる所を知り尽くしている。
 乳首を攻めながら、右手は下の花芯を弄る。
 
 二本の指が花芯を刺激する。
 上下に捏ねられ、擦られる。
 
「ふっ…あっ。んっ、んっ。」

「橙子…。あの従兄弟と寝たのか?」
 
 指の動きは止まらず、益々激しく弄る。

「なっ…なんで?そんな、こと聞くの?」

「男の感。」

「あぁっ…んっ。はぁ、んっ。」

 膝を閉じようするが、無理やり開かされ秘部が露わになる。

「なぁ、橙子。俺はお前が思っている以上にお前が好きだ。付き合い始めて、二年近いがこんなに続いた女は橙子だけだ。」

 そんなセリフ、今言われても。

 蜜口からもどんどん、愛液が溢れてくる。
 子宮の奥から、尽きることなく小さな快感が沸き起こる。
 花芯の刺激が激しくなり、絶頂を迎える。

「いっ、いやぁ…ん。ああっ!はぁっ…んっ。」

 蜜口がヒクつき、次から次へと蜜を垂らす。
 時々、まだ離さない二本の指で花芯を撫で遊ぶ。その度に身体が震え、余韻に浸る。

 身体を起こし、髪を耳にかけ涼介の勃ち上がるモノを口に含む。カリを舐め、形に舌を這わせる。
 竿の部分も唇でなぞり、軽く吸い付く。

「…ふっ…ん。橙子、気持ちいい…。」

 頭を撫でられ、まるで自分が褒められた気分になりかなり硬くなっているモノを一生懸命、舐め愛撫する。
 
 涼介のこの時の声が好き。
 気持ち良く、よがる声が私を欲情させる。

 口一杯に頬張り、歯が当たらないよう頭を上下させる。

「くっ。ううっ…。と、橙子…。はぁ…。」

 愛おしい。

 優しく手を添えて、刺激を続けていく。








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