この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セルフヌード
第4章 光と闇







「美優を撮ってみたかった場所があるんだ。……時間、平気?」

 ブログの公開ボタンをタップしたところで、なつみのささめきが美優を撫でた。計算高いメゾの声は、シャンパーニュの香りに濡れて、ひとしお悪戯な音色を帯びていた。

「今日は、良くん、ご飯コンビニで買って帰るって言ってくれていたから……」



 美優がなつみに連れられたのは、例の、目と鼻の先の公園だ。

 美優はタコ山滑り台の陰に入ると、まとってきた衣服を除いた。

 遊具から顔を出せば、月明かりに照らされて、いつも歩いている道が覗ける。だが、美優は裸だ。


 優しい夜風が肌をくるむ。なつみのキスが、美優の時を静止させる。


「……ん、……」

 なつみの舌先が唇を濡らす。指が顫える乳房をまさぐり、美優の割れ目が開かれてゆく。…………


「いつから、濡れてたの?」

「はぁっ、ん……」

「下着、シミ出来てる。私といて、欲情してたの?」

「んんっ、ゃ……」


 なつみの舌を撫でながら、美優は羞恥にとめどなくたわむ。

 無色透明の無味の肉。無味の歯列。

 美優は舌が痺れるほどなつみを貪り、総身を駆け巡る呼び水に身を投げ出す。
/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ