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セルフヌード
第4章 光と闇
「職員の器量は文句ないようだな」
「お疲れ様です」
あっ、と、りのの喉から声にならない悲鳴が上がった。
扉を後ろ手に閉めた男の手がりのの乳房に掴みかかるや、無遠慮に揉みしだき出したのだ。
「ぁっ……や……」
「うむ……女としてはまだまだ仕込み甲斐がある。何だ、その不満な顔は」
「そんなこと……ああっ」
白髪の混じった男の腕が、りののウエストをかき抱いた。
都修造(みやこしゅうぞう)──…。
《ひかりのそら》理事長にして、地方支分部局で重要ポストにいる人物だ。児童福祉に積極的に取り組み、その活躍ぶりはマスコミも一目置いているらしい。
「ダメ、です……仕事に戻り──…あ"あ……っ」
ずきっ……びりっ……
骨張った指と指との間から、衣服にくるんだ肉の果実がむにゅりと覗いた。
「あ……ああ……あああっ」
「強情な女だ。いやらしい……乳が崩れるほど揉まれておるのに、こんなだらしない顔を見せる女は、お前の他にわしは知らん」
「ぁっ……んんっ、……」
修造がりのをソファに組み敷く。
りのの健康的な顔面に、禍々しい嫌悪が広がる。のべつくるくると表情を変え笑う目が、狼狽に引き攣っていた。
「っ……」
修造がズボンと下着を除いた。服従の他に選択をなくした人形の顔に跨って、赤く滾る股間の肉棒をりのの口にねじ込んでゆく。
「んっ」
「どうした?」
「……んっ、……」
「嬉しいか。……」
修造が充血した目を正鵠に落とし、ゆっくりと腰を回し出す。
「嬉しだろう。嬉しいと言え!悦べ!……お前がわしの機嫌を損ねさえせねば、お前の父親も、家族も、人並みに暮らしていけるのだからな……」
「ん、……んん、ん、……んんっ!んぅぅ」
りのの首が上下に揺れる。
喉を下る白濁の欲望に逆流する呻吟が、女体の顔を打つようにピストンする内股の中で、悦び打ち顫えていた。