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セルフヌード
第4章 光と闇
「美優」
満たすものをなくしたグラスがローテーブルに戻っていった。
空になった美優の片手が、なつみの質感を握る。
「今日はありがと。感動しちゃった」
「ううん、……」
「冗談抜きで欲しくなっちゃう。美優……ドレス着るとあんなになるんだね」
「──……」
「こっそり顔写しちゃったのもあるんだ。持ってて良い?いやならフィルム渡す」
「なつみが持ってて」
「良かった」
「……ん、……」
唇を啄ばみ合いながら、身体をまさぐられながら、美優はなつみと寝台に移る。
バスローブがはだけていった。触れるか触れないかほどのキスが顔中に散り、美優は肌に馴染みきった愛撫に顫える。
首筋をなつみの舌先が這う。背中を抱かれて指にじゃれつくなつみの繊手を味わいながら、太ももに移った刺戟に脚と脚の間を濡らす。
「んっ、ああっ……はぁっ、はぁぁっ……」
「美優、びしょびしょ。ほんとにエロいよ。こんなになるほど私のこと、好き?」
「ああっ」
美優の脚が左右にぐいと開かれた。
ももを天井に向けたまま、内股に美貌の女の顔を挟み、割れ目になつみの舌を迎える。
ちゅるっ……くちゅくちゅ……じゅる…………
「ひぅ……あっああ……はぁぁっ……」
啜られても啜られても噴水のようにとめどない潮汐波。
なつみはおりふし美優の陰毛を指に絡めて、感じやすい蕾をつついては、可愛いだの綺麗だのささめきながら、美優の味を嚥下する。